口腔ガン検診について
口腔癌(ガン)とは、お口の粘膜にできる悪性腫瘍の総称です。初期には痛みや出血といった症状もないため、単なる口内炎やできものだと放置され、後にガンだとわかったというケースも少なくありません。
口腔ガンで一番多いのが「舌ガン」です。そのほかに「歯肉ガン」「頬粘膜ガン」「口腔底(舌の下)ガン」「口唇ガン」などがあります。
初期の口腔ガンは、痛みのようなはっきりとした症状はありません。舌や歯肉などの粘膜に、変色や、ザラザラする、ただれる、しこりがある、などの特徴的な変化がみられます。口内炎と似ていることもあるため、専門科による検査が必要になります。