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セレックを使って、治療回数たったの1回のでセラミック治療を行う方法を紹介します。

患者さんは30代の女性です。「左下の臼歯部の金属が気になるので、セラミックに変えてほしい」を訴えて来院。レントゲンでは大きな虫歯はありませんでしたが、金属の下のセメントは既に消失して2次カリエスを認めましたので、金属インレーを外し、セラミックインレーで修復することにしました。また、患者さんの希望で当日のみで治療を完了する即日審美治療をすることにしました。ちなみに即日治療は、事前の検査やコンサルティングが必要です。なお、初診で行う事ははありませんのでご注意ください。

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金属を外し、歯面をキレイにしました。歯質がしっかり残っており、インレー形態となります。選べるセラミックは、一般的なセラミックのエンプレス、セラミックにジルコニアを混入し強度のあるセルトラ、ハイブリットセラミックのエンプレスがお勧めです。私の個人的意見として、この場合は、嚙み合わせが強く、第一大臼歯なので、エナミックを選択しました。

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担当の衛生士に、セレックによる光学印象を撮ってもらいます。所要時間は約3分間です。そして、患者さんには待合室で待ってもらうか、近くのコンビニに散歩にでも行ってもらいます。

さて、その場で設計に入ります。よく１５分で設計完了です。画面右側の高速削り出しプリンターにてセラミックを削り出します。

出来上がった、セラミックを研磨仕上げします。

‎患者さんには、再度診療室にはいってもらいます。 接着性レジンにて合着します。 口腔内で、噛み合わせの調整を行い完了です。‎約3時間で治療が終了しました。