ノンクラスプ義歯のメリット、デメリット
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バネのない義歯(ノンクラスプ義歯)として、よく使われるのがフレキサイト義歯です。そのメリットは、審美的に良く、入れ歯が入っているようには見えないことと、装着感が良いことです。デメリットは修理が難しく耐久性がないことです。長期に安定とされるものでも5年で劣化します。
フレキサイトでも何種類かかありますが、大きく分けると固いタイプか柔らかいタイプです。柔らかいタイプのほうが、フィット感がいいですが、耐久性はなく3年程度で劣化します。固いタイプはややフィット感が悪いですが修理もしやすく長持ちです。
右上3番(犬歯)が欠損の患者さん、クラスプ義歯を入れていました.。やはり金属のクラスプが目立つので相談されました。
そこで、フレキサイト義歯を装着しました。患者さんからの希望で少し白い人工歯を使いましたが、自然な感じに仕上がっています。少数歯欠損にはとても良い方法と考えます。保険外診療となります。