インプラントサージカルガイドについて
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こんにちは。院長の佐藤顕正です。
そろそろゴールデンウィークの時期ですね。
どのように過ごすか、予定はお決まりでしょうか。
新生活の疲れが溜まりがちなこの時期ですが、五月病にならないよう、上手にストレスを発散していきましょう。
さて、今年も診療室前の桜が立派に咲きました。
桜の木を守るために、かなりの部分を切り落としてしまいましたが、それでも美しい。
特に散り際が、最も美しい瞬間だと私は思っています。
今年の桜吹雪も最高でした。
話は変わりますが、当院ではインプラントの診療を主に行っています。
私自身は勤務医を含めると30年の経験があり、症例数は1000を超えます。
20年前までは、術者の技量でおよそこの位置にインプラントを植立しようとしていましたが、今はCTを使って計画的に治療を行います。
インプラントの手術において、安全で事故のない手術をするためにはサージカルガイドが絶対的に必要です。
サージカルガイド とはインプラントを適切な位置に埋入するために使うマウスピース型の装置です。手術当日はそのガイドに従って、専用のドリルを用いてインプラントを埋入します。
今回は、よくご質問をいただくサージカルガイドについて、ご紹介したいと思います。
当院で扱っているサージカルガイドには3つの種類があり、それぞれ方法や特徴が異なりますので一つずつご説明します。
1つ目はCT写真と模型から、アナログ手法でサージカルガイドを作成する方法です。これは院内で行います。
デジタルと比べるとアナログなのでどうしても誤差は生じますが、それほど精密さを必要としないケースでは問題なく有効な方法です。
価格は25,000円からになり、安価でできるのが最大のメリットです。
2つ目は、CTとデジタル模型をマッチングして作成するデジタルサージカルガイドです。
安心安全な治療では、デジタルでマッチングするのが良好です。
大阪大学のベンチャー企業が開発したCiガイドは、日本人向けのソフトですので安心ですし正確な上、値段も比較的安価です。
価格は40,000円からです。
3つ目はガイド作成の最先端である、シンプラントガイドです。
最も誤差の少ない方法で、精度の高い手術には最適です。
また、アバットメントから上部までデジタルで一度に作成が可能です。
ケースによりますが、歯肉を切らずに小さくパンチして予定の位置に正確に植立しますので、まったく痛みもなく、術後の腫れもありません。
患者さんには大変好評です。
金額は80,000円からとなっております。
お一人お一人の状況により、判断が異なりますので、ご質問がありましたら、気軽にお尋ね下さい。
佐藤歯科医院
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