金属を使わない治療を優先します
- お知らせ
>佐藤歯科医院では、金属を使わない歯科治療を優先しています。金属、特に保健診療に使う銀色のパラジウム合金をかぶせると、上手くできたなとセットしても、5年以上経過するとセメントが解けて虫歯になっていることが多いのが現状です。写真は、30代女性、右の上臼歯に金属が被せてあります。何も症状はありませんが、金属を外すと虫歯になっているのが分かります。金属修復では虫歯になっていても、金属は外れないので重症化しないとわからないことがしばしばあります。ちなみに、口腔内に銀色の金属冠を使うのは、先進国では日本だけです。
この患者さんには、レジンにて歯髄の保護をした後に、ハイブリッドセラミック(エナミック)を装着しました。
エナミックはジルコニアのような硬さはありませんが、強度と曲げ強さが天然歯と近いのでトラブルが出にくい素材です。