セレックを使った審美治療（e-Maxの場合）その２
- お知らせ
セラミックの設計が出来たら、セラミックブロックを選択します。今回は、シェードA3のe-Maxブロックを選びます。E-maxは、最も信頼できるセラミックで審美的にも優れています。しかしながら、８００度で２０分の燃焼が必要です。焼かないと色も出ないし、硬さもでません。手間がかかるセラミックです。
ミリングマシーンにて CERAMICブロックを削り出します。当医院のミリングマシーンは4本のダイヤモンドバーにて削りますので、早いですが、それでも30分かかります。下の写真が見リングマシーンで削っているところです。
削り終わったe-Maxです。歯の色ではなく薄い緑かかったグレーの色をしています。この状態はそれほど固くないので、形の修正をします。そして、色付けして、艶出します。どんな色で仕上がるか楽しみです。
電気炉で６００度で２５分間焼きます。そうすると奇麗なセラミックの完成です。
いよいよ、患者さんのお口の中にセットします。患者さんには歯を削ってから仮歯を入れてもらいます。これは歯の保護と隣の歯が動いてこないようにするのが目的です。セットします。まずは、仮歯を外し奇麗にします。試適して、嚙み合わせに問題ありません。それでは接着レジンにて合着します。セット後に、再度チェックして治療が完了です。
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